3月11日。
祈りを込めてひっそりと種を蒔こうと、二人で迷った末に決めました。
イベントのような形になるのを避けるために、種を頂いた方にもいつもお手伝い頂いている人たちにも事後報告になって申し訳有りません。
海はこの日はご遺族にとって特別な場所。その日にむやみに私たちが行くべきではないなと思い、仙台の一番町4丁目商店街の花壇に種をまく事にしました。
冬の間に固くなった土に手間取りましたが、急遽りこちゃんとりこちゃんのお母さんが駆けつけてくれたおかげでとても助かりました。
1年前はみんなが無事でありますようにとただ祈り続けていました。
1年が経って、祈りはもっと切実なものになりました。
亡くなった方々と、なんとかこの困難を生きている多くの人たちの。
ひとつぶ、ひとつぶの小さな種。
素敵な花が咲きますように。