思う所があり前回の更新から大分間があいてしまいました。

 

 

 

今日は震災から2年6ヶ月。

 

 

 

瓦礫もなくなってきてはいますが、想像以上に復興が進んでいないように思えます。石巻では先月ようやく最後の地区の電気復旧作業が終わったばかり。

 

そんな状況でオリンピックの東京開催のニュース。

朝起きて目を疑いました。

 

沿岸部の多くの地域で資材と建設作業員の不足で復興住宅の建設が遅れています。そして資材不足の為に価格も以前のおよそ1.5倍。

高台移転の為の造成費用すら自己負担という所もあります。この前のニュースでは、善意で仮設住宅の為に土地や部屋を貸してくれていた人たちが契約延長しないというケースもでてきていると言っていました。

子供靴を渡しに行った時にとある小学校の先生が、学校の建て直しも1校だけでは請け負ってもらえず複数校まとめなくてはいけないため話がなかなか進みませんと言っていました。

その学校には間借りしていて到底歩ける距離にはない(車でも30〜40分)場所から通っている児童もいます。

 

そういった中でのオリンピック開催の為の整備作業。

 

当然ながら不足している資材の価格は上がるはずだし、景気が良くなればその分も値上がりする。

そもそも不足しているといいながら、オリンピックの為なら調達できるなんてふざけた話。

 

 

そして原発、エネルギーの問題。

 

汚染水だけではなく原発の問題だけだって山積みの状態。

除染作業の遅れ、その土の置き場、補償金、そして原発そのものの状況。

 

節電しなければいけない今の東京に世界中から人々が押し寄せてくるのにどうやって電力を確保するんだろう?

火力発電はすでにフル稼働でCO2の問題だってあります。

たった7年で地方に押し付ける事なく東京でその電力が賄えるようになるのでしょうか?

 

 

復興予算費でさえ巨額の費用が震災とは全く関係ない所で使われていました。経済が良くなると言っているけれどだいぶ前から経済のありかたなんて大きく歪んでいるのに、被災して職を失くした人々や沿岸部の小さな企業にそれらがきちんと回って来るのだろうか?

 

原発にしろ、結局はその経済の成り立ちがおかしいせいで地方が発電所や大きな工場を誘致しないと立ち行かないようになってしまったことが大元だったはずです。

 

 

山積みの問題をひとつひとつあげて行くときりがないし、なだめた怒りも再熱するのでこの辺でやめておきます。

 

 

 

これを機に見ないふりをしてきた問題に急ピッチで取りかかってもらって、見えないように蓋をするなんてということがありませんように。

オリンピック自体は素晴らしいけれど、目眩ましに使われないように祈るばかりです。