所狭しと思い出がたくさん集められています。
以前はボランティアの人たちによって写真の洗浄などが行われていましたが、現在は町役場が雇用する臨時職員の方々が作業を進めています。
とても丁寧に写真を洗い乾かします。
こんなに沢山の写真があるけれど、この女性のスタッフは、自分の家族のぶんは一枚しか見つけられていないそうです。
アルバムも。
名前が入っていますが、それでも引き取り手はまだ見つかっていません。
この日は一人の男性が、身内の写真を一枚見つけることができました。
写真の中には、わずかの画像しか残っていない物も多数です。
それでもそれは、だれかにとってかけがえのない物かもしれません。
何か1つでもいいから見つけたいと、多くの人がここを訪れています。