いつものごとく、報告が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。

先週、3月9日に石巻市船越小学校の15名の子供達に靴をお届けしてきました。

 

今回のお届けは、中旬以降になると、卒業式や春休みとなってしまうため、上旬に実施しました。

前回のお届けから時間があまりなかったため、バタバタと準備をすることになってしまいましたが、

急なお願いにもかかわらず、五十嵐さん、栗原さん、佐藤さんが手伝ってくれ、4人で行ってきました。

五十嵐さんはこれまで何度も靴を送ってくれており、埼玉から遥々お手伝いにいらしてくれました。

みんなの助けが本当にありがたい。

 

さて、今回お届けの船越小学校もやはり、校舎が津波により被害を受けており、現在は石巻北

高等学校飯野川校に間借りをして授業を行っております。

 

学校に到着して思ったことは、全てが大人サイズ!

間借りしている教室が4階だったので、1段1段が高い階段を低学年の子達が毎日上り下り

しなければならない・・・本当に大変です。

実際、我々が4階にダンボール十数箱上げるのもとっても大変で、思いのほか時間がかかってしまい、

慌てて靴を並べました。休み時間が始まってしまう。急げ急げ!

全部並ぶと靴屋さんのような凄い品揃え!先生も驚いていました。

今回は配布場所に保健室をお借りしたのですが、頑張っていっぱい持ってきたため、スペースが

足りず、廊下まで使わせていただいての実施。ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。

みんなのおかげで、何とか時間ギリギリに並べかたを終了できました!

そして、間もなく子供達が集合し、心の準備もないまま、いつものはじめの挨拶を。

 

で・・・、やっぱり噛みました。前回はうまくいったのになぁ(笑)

挨拶と言っても、

・この靴は全国の沢山の人がみんなへ送ってくれた気持ちであること。

・靴は必ず試し履きしてみること。

・箱にはハガキが入っていて、書いてポストに入れると選んでくれた人に届くこと。

この3つが伝われば、あとはどうでもよいというのが私の考え。

いいじゃないか、噛んだって(笑)

 

さ、靴選び開始。どれがいいかなぁ。

みんな真剣。このごちゃごちゃ感が好き。

決まり!

みんないい顔してます。

仲良し2ショット

じゃーん!満面の笑み。

でも、その靴27cm。ブカブカですけど・・・(笑)

こんな、おふざけこそ、子供らしい。

みんなの笑顔がいいね。

廊下では大きいサイズの子達。

大きいサイズはラインナップが少なくてごめんね。今回は特に25.5cmの女の子

サイズが足りてなかったです。僕の判断ミスでした。25cmを超えると女の子の靴が

本当に無いんですよね・・・今後の課題だなぁ。

そして、最後は集合写真。やっぱり集合写真があるといいね。

久々に撮った気がするなぁ。

今回も子供達は素晴らしい笑顔を見せてくれました!

 

あの地震から1年。長いようであり、短いようでもある不思議な感覚の1年でした。

みんなに支えられて、この子供靴プロジェクトも今回でナント第11弾!ここまで続けられているのも、

靴を送ってくれる皆さんのおかげです。1年間、本当にありがとうございました。

1年間、いろんなところを見てきて思うのは、前には進んでいる。でも、まだまだ先は長い。ということ。

できることは小さなことですが、自分が続けられると思う限り、この活動は続けていきたいと思いますので、

今後も応援いただけましたら嬉しい限りです。

 

 

最後に、現時点における活動を続ける趣旨を少しだけ・・・。

 

先日、とある先生が、「子供達は、支援という形で何でも与えられている状況にあって、ある意味、

震災前よりも幸せかもしれない」と言っておられました。

 

僕はそれがすごく悲しく感じた。

 

例えば、文房具売り場に行けば、子供達は鉛筆一つでも、これはイヤだ、あっちがいい。と

好きなものを選ぼうとする。オトナが一方的に物を与えるということは、その「好きなものを選ぶ」って

いう喜びを子供から奪ってしまっているということ。

 

確かにある側面から見たら、物に恵まれているという意味で幸せなのでしょう。でもそれは

オトナの論理で、子供の心はそれも我慢に繋がってしまっている。

 

鉛筆でも靴でも、気に入らないものよりも気に入ったもののほうが、使いたいと思う気持ちは強くなる

から、僕は15名の学校に150足も持っていく。選べる種類は限られるけど、好きなの選べよ。って。

子供達にもっと沢山あそんで欲しいし、楽しく学校に行って欲しい。お気に入りの1足の靴はその

きっかけになる可能性があると僕は思っています。

 

学校の運営に関わるものに限って言えば、現在では物的な支援というのは十分に足りていることは

重々承知しております。

でも、子供の足はすぐに大きくなるし、お気に入りの靴が1足なら、あって困るものではない。

靴を選ぶことを通じて、沢山の我慢をしている子供達に、一瞬でもその我慢から開放してあげられ、

ひとつの何かのきっかけになれば・・・。そして、新しい靴を手にした時の子供達の笑顔が地域の

みんなの笑顔に繋がれば・・・。そんな想いを込めて靴をお届けしております。

 

賛同いただける方おりましたら、ご協力のほど宜しくお願いいたします。