報告が遅れてしまいましたが、先週の11月2日に、石巻市の「東浜小学校」へ靴のお届けに行ってきました。

天気も快晴!運転していると眠くなるような陽気。

今回は、私と藤田さんとスコップ団で一緒に活動をしている倉科さんとの3人でお届けをしてきました。

 

さて、この東浜小学校ですが、牡鹿半島のメインの道路からの最寄りのアクセス道路が9月の台風による

土砂崩れで通行止めになっており、学校およびその周辺の地区へ行くには大きく回り道をしなければ

なりませんでした。

その道中は、津波の被害を受け、仮復旧状態の砂利道や車がすれ違うことも厳しいような細い山道。

そして、仮復旧状態の道は高潮になると浸水してしまいそうなほど、水面が近く、実際に潮が高くなると

通れなくなったりするそうです。

 

このような状態の道を通っていきます。道はでこぼこ、ガタガタですが、ここを通らないと行けない。

道路もローカルな道になればなるほど、修復の着手が遅い。

「市」全体で見たらローカルかもしれませんが、そこに住む人達にとってはメインの道路。

僕らが1回学校に行くのにすら大変だと思っているのに、これは、そこに住む人たちの日常なんです。

日常の買い物でさえ大変なことが伺え、とても辛い気持ちになりました。

 

 

今回お届けした東浜小学校は全校生徒数23名の小さな学校です。

この学校の1階には、荻浜保育所が間借りしていて、小学生と保育園児が一緒の場所で

過ごしています。お届けに行った時間は、ちょうど保育園児のお昼寝の時間に重なってしまい、

残念ながら小さい子供達には会えませんでしたが、保育所の子供達(全部で9名)にも靴を

お届けしてきました!

 

会場となるのはいつも体育館なのですが、今回は音楽室をお借りして準備。

ポツポツと穴のあいた壁や、モーツァルトなどの音楽家の写真、すごく懐かしい。

そして、3人いると、さすがに準備が早い!凄く助かります。

この箱を開けて靴を並べている時、靴を送っていただいた皆さんの気持ちを感じられ、

ジーンときてしまいます。靴を送っていただいた皆さん、本当にありがとうございました。

 

今回は、子供達が集まる前にお母さん達が集まっていましたので、始める前にお母さん達に

趣旨の説明と全国のみんなの気持ちであることをお話させていただきました。

挨拶って、緊張しますね・・・。

その後、子供達も集まり、靴選びスタート!

子供達もいい勢いですが、お母さん達もすっごく張り切ってました!

 

「小さい子から順番にお願いします。」と言って始めて、

最初のうちはいいのですが、すぐにこんな感じに・・・。

 

いい感じでごちゃごちゃ。ワイワイガヤガヤと楽しそうです。

 

写真撮るのに「せっかくだから箱開けて靴見せてよ!」と言って、箱を開けてもらったら、

中身が空?!

っと思ったら、すでに履いていました(笑)

 

お母さんと子供で意見の食い違いも!

実用性と好み、どっちがいいのかは・・・・迷うところです(笑)

 

あっちがいいか、こっちがいいか・・・すごく悩んでいます。倉科さんが手助け。

 

親子でツーショット!お母さんにお休みの子の分も選んでいただきましたよ。

 

最後に集合写真。はじめは子供達もお母さんがいるせいか緊張気味に感じましたが、

終わる頃には子供達もお母さん達もいい笑顔になっていました。

 

靴の配布が終わり、片付けの後は、恒例の校長室談話。

いつものことですが、校長室に入るのは緊張します。

「どうぞ!」と通されると、そこにジャージ姿の校長先生が。

靴の配布のときにもいらっしゃったのですが、まさかこの方が校長先生だとは思いませんでした。

この校長先生、とってもアクティブで熱い感じの先生で、

「せっかく色々と支援してくださる方々がいるのだから、子供達が色々と学べる機会を作ろう」と

震災をポジティブに捉えて、沢山のイベントを企画されておりました。

予定表を見せてもらったら、もう年内いっぱい色々なイベントがギッシリ。

キチンと授業もこなしながら実施しているところが、すごいなぁと思いました。

 

そして、校長先生は何よりも子供達の心のケアのことを心配されておりました。

阪神大震災の記録から見ても、「2年」は安心できないとのこと。

先生達にも「会議の資料作りなどはしなくていいから、とにかく1日中子供達の話を

しっかりと聞きなさい」と指導しているそうです。

「子供が何も喋らなくなったらかなりの危険信号」

そういう校長先生の顔には優しさと愛情が溢れておりました。

 

東浜小学校では約7割の家が津波で全てを流されてしまったとのこと。

子供達の心のケア、我慢のはけ口、まだまだ必要です。

子供達の未来の土台となる「今」は大人が守ってあげなきゃいけない。

 

最近、まだやってるの?いつまで続けるの?という問いをよく聞きます。

自分の中でもいろんな想いが巡りますが、たとえ細々でも、できることを必要と感じる限り続けて

いきたいと思っておりますので、これからもご協力のほど、宜しくお願いいたします。